春風と共に

もう、誰も止められない

  長い戦の幕が上がった・・・・


そして、最初に足を出したのは

荒木さんだった・・・


「オイ!

大将さんよー

 あんたはなんのために

俺らの土地へ行こうとしてんだ?

まさか、土地を奪おうと考えてねーよな?」


「この

   無礼者!!!!

こいつの、首をはねろ!!!」


「待て・・・・

そなたは、大将ですか?」

「いや・・・

    副だ!」


私は、初めて知った・・・

荒木さんは大将ではないことが・・・・

それより、荒木さんが本気で

怒ってるところがある事が知った・・・

いつもの、怒り方より

 今のほうがとっても怖かった・・・・


「大丈夫だよ・・・

荒木さんの怒りメーターでは

まだまだ、最初のほうだよ・・・

   俺もね・・・・」



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