春風と共に

そして、戦いが始まった

俺はなんにも出来なかった

いや、そんな勇気がなかった

竹刀じゃなく、ホントの刀を振るうことが

そして、他の人が外に出てきた

そして、なんとか大人たちが退散した

だが、荒木さんは気を失いかけてた・・・

そして、俺に言った

「お前は、いい腕をしてるのに

刀が振るえないとは、もったいない・・・

お前がうらやましい・・・」

 そう言って、気を失った・・・

その時、やっと思った・・・

俺は、人を失う怖さがわかった

それから、荒木さんを背負って

家に戻り、手当をしてもらった

 が、意思が戻ってくる様子がない

と判断された・・・
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