春風と共に
春
枯れない花
「長い付き合いだった・・・
それなのに、逝くときだけは
早いんだな・・・」
そい言いながら
荒木さんの髪を撫でながら言った
「悠さんは、荒木さんと
とっても、仲が良かったんですね」
私は、その話を聞いていて涙が
止まらなかった・・・
「おーい!
悠!!!
大変だ!
ハアハア
俺たちが住んでたところが
灰になってた・・・
俺が、町の状況をこの目で見て来た・・・」