春風と共に

枯れない花


「長い付き合いだった・・・

それなのに、逝くときだけは

早いんだな・・・」

そい言いながら

荒木さんの髪を撫でながら言った

「悠さんは、荒木さんと

とっても、仲が良かったんですね」

私は、その話を聞いていて涙が

止まらなかった・・・


「おーい!

    悠!!!

大変だ!

ハアハア

俺たちが住んでたところが

灰になってた・・・

俺が、町の状況をこの目で見て来た・・・」

< 137 / 146 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop