春風と共に
「で、
何で悠さんは、ここにいるんですか?」
「だってさ、
春奈ちゃんが、逃げるかもしれないからね
あと、良い事教えてあげようか?」
「何ですか??」
「噂だけど、小さな女の子が
夜、一人でボールをつきながら遊んでいるんだ。
それも、歌を歌いながら・・・
姉さん行方不明、母さん死病、父さん自殺
私は、人殺し・・・
あなたの、目玉を下さいな
って、歌ってるんだ・・・
それで、その子を見てしまったら
眼球だけ取られるんだよ・・・
まぁ、嘘だと思うけどね 笑)」
「怖い・・・
それで、取られた人とか、いるんですか?」
「それが、いるんだよ・・・
たぶん、誰かの小細工だと思うけど・・」
「まぁ、話はこれでお終い・・・
早くご飯を食べないと、俺がご飯食えない
んだけど・・・」
「あ、すみません!!」
~数分後~
「じゃあ、
俺は、飯食って寝るからおやすみ」
「おやすみなさい」