春風と共に

「あーあ、怖い話を悠さん

から聞いたから眠れないな・・・」

 ガラッ

「あー、春の風って気持ち良いなぁ・・・」

 ザワザワ

「寒っ!!

そろそろ、閉めようかな・・」

 トントン

「姉さん行方不明、母さん死病、父さん自殺ー・・・」

あの子は、悠さんが言ってた、目玉を取るー・・・

ガタン

「あっ!!」

「みーつけた クスっ

あなたの目玉をちょうだい・・・」

「い、いや・・・

誰か!!!助けて!!!!」

「大丈夫・・・

痛くないから・・・・」

あと、数センチで女の子の手が

私の目に届きそうなところで、

悠さんが来てくれた・・・


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