視線の先には
プロローグ




恋をした─


放課後の図書室で
いつも決まった席から
窓の外を
眺めているあなたに。




だけどきっと、私の想いは届かない。


あなたの視線の先には
私じゃない誰か違う子の姿があると思うから。





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