視線の先には





───「邪魔なわけないじゃんっ!」


「波琉と俺は2人でいても楽しいけど、小百合がいると、もっと楽しいんだぞ?」



「そうだよ小百合?小百合がいないと私、寂しいんだから。爽太なんかより…」



「おいおいおい、俺なんかより何だよ…。それは言っちゃいけないだろ」


「本当のことだも~ん」



「うわ…俺、傷ついた」


「きも」



「もぉ波琉ちゃん怖い~」




「はぁ、せっかく大事な話してたのに…。
波琉、わかった?金輪際私達から離れようとなんてしないでね?私達3人はいつでも一緒。離れようとなんてさせないんだから♪」





< 117 / 166 >

この作品をシェア

pagetop