視線の先には





肝心の課題は、1ページだけ終わって、後は全く進んでない。




そんなとき、ふと広瀬くんのことが頭に浮かんだ。




広瀬くんがいつも、波琉を眺めていた席──




「ちょっと座ってみよっかな」──







興味本位で、広瀬くんのいつも座っていた席に座ってみた。





よく見える。


気持ち良さそうにダッシュしている波琉の姿が。







そんなとき、





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