視線の先には





「お前、ホントにいねぇの?」




一旦、話しに区切りがついたから、外を眺めていたら、そんなことを聞かれた。




「へ?何が?」



「好きな奴…」



「な…なんで?」




なんとなくだけど、

いきなり、
いつもと違う目と雰囲気になった広瀬君にちょっと戸惑った。





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