「あれー大地くんじゃん」



は?



俺は、驚いた口がふさがらないほど驚いていた。



だって兄貴の彼女が…俺の目の前にいるんだから。



「なにやってんすかっ先輩」



おい、おい、おい、兄貴~
彼女くるなんて聞いてねーぞ。



「あーうん。ちょっとのどかわいたからさ。それより大地くん誰かといなかった?」



「え?」



「女の子の声したから」



そーじゃん。



かれんに兄貴の彼女なんてバレたら…








< 37 / 51 >

この作品をシェア

pagetop