あ
学校につくまで俺と先輩は、いろいろ話し合いながら言った。
兄貴のこと…
かれんのこと…
偽彼女のこと…
あと先輩が言った言葉。
俺は、考えてた。ずっと。
そして今日先輩に言われてもっと罪悪感でいっぱいになったんだ
かれんに対しての…罪悪感で
“あの子を傷つけたくないなら、嘘を突き通さないとだめだからね”
俺は、今かれんを守りたくて嘘をついてるけど…こんな嘘かれんはきっと望んでないと思う。
けど俺が嫌だった。
お前が傷つく、その泣き顔をみるのは。
俺じゃあお前の彼氏になれないのなら
俺は俺なりにお前を守ってやる。
そう思った。