ピンポーン


家のインターホンが誰もいない私の家に鳴り響く。




「はーいっっ」



私はいつもより重く感じるドアを開ける



ガチャッ



「よっ」



私の前で右手を少しあげて苦笑いをした
大地がいた



「…急にどーしたの?」



「えっと、かれんの顔見たくなってさ」



「…………」



「あぁ~うそっうそっ」



「最近お前と話してなかったからさっ」



「それだけ??」



いまの私の言葉は、すごく冷めきっている



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