裏生徒会部
凪さんと央は一時、目を合わせていきなりのハイタッチ。
な、何!?なんなの!?
すっごく意味が分からないんだけど。
「あの…なんなの2人とも」
「何か同じ感じがしましたので。人間性の」
「へぇ…」
よく分からないが。
2人とも腹黒ってところだろうか。
「あ、そうそう。終業式の日は生徒会室に来てね?」
「え…」
「そんな嫌そうな顔しないでよ~」
結構立ち話していたせいもあって、央は買い物袋に入れてくれていた。
凪さんはそれを受け取る。
「ちゃんと来てね」
「……気が向いたら」
行きたくなくても強制で行かなきゃならなくなるんだろうけど。
央の笑顔に引きつりながらスーパーを後にした。