裏生徒会部


再び私の家へ戻ると、さっそく準備を始めた。


「えーっとまずはー……」

「稜香ちゃん」

「んー?」

「私、手伝うと逆に邪魔になるから向こうにいるね」

「え、うん」


柊也と悠くんにはボロクソ言われたし、自分でもわかっているから。

本当は手伝いたい気もするけど…我慢、我慢。

稜香ちゃんが手際よく作っている姿を見ていると、欠伸がでてきた。

…眠いかも。

でも稜香ちゃんが頑張って作ってるわけだし、寝るわけにはいかない。

テレビでも見て、眠気を覚まそう。

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