裏生徒会部
気を取り直し、双子ちゃんと私は床へと座った。
双子ちゃんの作ったケーキをテーブルの上に置き、皆で食べる。
…うん。同じ味だ。
「さすが、双子…同じこと考えるんだね」
「ううん。このアイデアは静音さんだよ」
「俺のはいっちー」
「ってことは…くくっ……」
私と柊也の顔を見たあと、笑いだす悠くん。
自分でもびっくりだし…!!
まさか私のアイデアを柊也も考えるなんて思わないよ。
っていうか、稜哉くんがあれから柊也の家に行ったとは想像つかないし…。
「「本当仲良しさんだね~」」
双子ちゃんのほうが断然、仲良しさんです。