裏生徒会部


あっという間に放課後になり、部室へと向かった。

まだ双子ちゃん達は来ていないみたいだ。

…そして、柊也も。

椅子に座りぼーっとしていると、勢いよくドアが開かれた。


「遅くなってごめんなさい静音さん!!」

「捕まえるのに時間かかっちゃった」


捕まえるっておいおい…。

双子ちゃんが連れてきたのは、いかにも嫌々連れて来られたような顔をしている2人だった。

1人は茶髪の男の子。

もう1人は綺麗な黒い長髪の女の子だった。

女の子の方が噂の黒嵐で、男の子の方が双子ちゃんの言っていた伊織んって子なのかな…?


< 31 / 739 >

この作品をシェア

pagetop