裏生徒会部
教室に戻ると、鈴菜に色々と問い詰められた。
それをなんとか誤魔化し通す。
もっと心配させちゃいけないし。
「本当、良かった~!これも今日渡したかったの~」
「うん?何?」
「あ。あたしも」
鈴菜に渡されたのは可愛くラッピングされた物。
茜からはいつも通りの毎年、誕生日の時に貰う物をくれた。
「あ…」
「お誕生日おめでと~静ちゃん♪」
「おめでとー静音!」
忘れてた。
9月21日。
私の誕生日だ。
誕生日がこんな日になるとは…
「ありがと、2人とも♪」
まぁ、助かったし。
終わりよければ全てよし、だよね。