裏生徒会部


仕切りを取っていた仁がいなくなり、これからどうすれば…。

頭をフルスピードで回転させて考える。


「まずは笹島さん。自己紹介をしてください」


結局は自己紹介。


「え。あぁ、はい。僕は笹島慎二です」

「早乙女伊織です」

「黒崎嵐」


「…で?」と言った顔で此方を見てくる3人。

こっちも必死に考えているのだからやめて欲しい。

その時ドアが開き、女の子が入ってきた。


「失礼します」

「あ、はい」

「えっと…相談をしに来たんですけど…いいですか?」


なんてバットタイミング…!!


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