裏生徒会部
笹島さんと私はこれからどうするかを考えた。
結果、笹島さんはもう一度、栗原さんに告白をすることになった。
「頑張ってくださいね、笹島さん!!」
「うん。頑張るよ」
「柊也なんかに負けちゃ駄目です!!」
「う、うん…?」
「柊也を土下座させる勢いでいきましょう!!」
「え、ん?…静音ちゃん、なんだか怒ってる?」
「怒ってないですよ!!」
「そう…か」
うん。
怒ってなんかいない。
柊也が手伝わなかったし、無視してくるし、睨んでくるし…
そんなこと一切気にしてないし、怒ってない。…多分。
「では、明日。いい報告であるように期待してます♪」
「うん。…こんな俺のために色々してくれてありがとう」
「いえ。私が言い出したことですし」
「それでも本当にありがとう」
笹島さんは私の手を握ると笑顔でそう言った。
笑顔が眩しすぎる…!!
そんなレベルまでいってる。
今度、嵐ちゃんが何をしたのか聞いてみよう。