裏生徒会部


と、私の期待通りにはいかなかった。


「いえ。毎回試験とか学年でトップ3ぐらいに入ってるんで、よく名前見るんですよね」

「あぁ…なるほど」


伊織くん凄く頭良いんだ。

2年生は毎回1位が仁だからなぁ。

そういえば2位も毎回同じ名前の人だった気がする。

確か名前は……


「静音先輩、今から行ってみます?」

「あ、うん。そうだね」


とりあえず、伊織くんと話しをしてみよう。

協力はしてもらえなくても、どんなことをしたのかだけでも聞ければ、私でもどうにか出来るかもしれない。

っていうか、柊也遅いな…。

来たら留守番するようにメールしておこう。


< 689 / 739 >

この作品をシェア

pagetop