裏生徒会部
「お前バカだろ。バカ過ぎるだろ」
私は正座をさせられ、柊也から説教を受けていた。
そうですよね。
生徒会が親切な事してくれるわけないですよね。
「反省してます、ごめんなさい…。まぁ、頑張ろう!」
「反省してねぇよな…」
柊也は呆れ顔で見てくるがあえて気にしない。
こうなったら勝てばいいんだよ!勝てば!
私、走るの得意だしねっ!
柊也は知らないけど。
とりあえず、残り3人メンバーを揃えないといけない。
「柊也の知り合いで、足速い人いる?」
「さぁ…知らね」
「3人必要なんだから、1人くらい探し出してよ」
「ちょっと待て。4人だろ」
「4人…?」
5人から私と柊也を抜いたら、3人…だよね?