裏生徒会部


静音は溜め息を吐くと、また前を向いて作業を再開した。


「…早くして」

「は?」

「何。手伝いに来てくれたんじゃないの?」

「そんなつもりで来たわけじゃねぇよ」

「…そ。柊也のバーカ」


誰がバカだ。

つか、なんでいきなりバカって言われねぇといけないのか分からない。



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