裏生徒会部
迷いながらもやっと軽音部の部室にたどり着いた。
空き教室や普段使わない教室が集まっている所にある。
笹島達の依頼だけじゃ行く気は失せてたけど…軽音部から依頼があったし、ちょうど良かった。
ガラッ……ポスッ!!
「「「「あ………」」」」
打つかった。
正確にいうと、飛んできた。何かが。
それは一瞬の出来事で。
何か得体の知れないものが、ドアを開けた瞬間に。
それはもう、タイミングのいいことに。
俺の顔面に直撃した。