《完》Honey*TRAP!! 〜副社長の甘い罠 LAST・TRAP〜
いい加減にしろ! と
ばかりに思いっきり身を
ひねったら――
柊弥がまるでタイミングを
あわせたかのように腕の
拘束を緩め、あたしの体は
180度グルンと回転する。
「えっ、きゃっ……!」
まるでペアで踊る
ダンサーのように、柊弥の
腕の中で回って――向かい
合った途端、強引に唇を
奪われた。
「んっ―――…!」
乱暴に舌を絡める、性急なキス。
あたしを追い立てようと
してるみたいに熱くて、
激しくて……。
(ヤダ……マジでやめて。
会社で、こんなキス……!)
今はまだ仕事中。
あたしは秘書で、あなたは
その上司。
ばかりに思いっきり身を
ひねったら――
柊弥がまるでタイミングを
あわせたかのように腕の
拘束を緩め、あたしの体は
180度グルンと回転する。
「えっ、きゃっ……!」
まるでペアで踊る
ダンサーのように、柊弥の
腕の中で回って――向かい
合った途端、強引に唇を
奪われた。
「んっ―――…!」
乱暴に舌を絡める、性急なキス。
あたしを追い立てようと
してるみたいに熱くて、
激しくて……。
(ヤダ……マジでやめて。
会社で、こんなキス……!)
今はまだ仕事中。
あたしは秘書で、あなたは
その上司。