《完》Honey*TRAP!! 〜副社長の甘い罠 LAST・TRAP〜
そんなことを考えてたら、
敏感に察したのか柊弥が
聞いてきた。
「……見てみるか?」
「ん……見たい」
あたしの声で全員が
食事を中断して席を立ち、
山ほどの荷物を解き始める。
最初に行った2ヵ所は、
なんと新居用の物件資料とインテリアカタログだった。
そして花屋で受け取った
のは式用のブーケ。
宝石店で受け取ったのは
パールのアクセサリー。
そしてブティックで
受け取ったのは、純白の
ウェディングドレスで――。
「キレイ……。
こんなの、夢みたい」
結婚なんて、あたしには
一生縁のないものだと思ってた。
こんなまぶしいくらい
真っ白なドレスを目の前に
してため息をついてる
自分が、なんだか嘘みたいだ。
「夢じゃねーよ。
つーかお前が夢の世界の
ものだと思ってたもん全部。
これからオレ達二人で、
手に入れていくんだ」
敏感に察したのか柊弥が
聞いてきた。
「……見てみるか?」
「ん……見たい」
あたしの声で全員が
食事を中断して席を立ち、
山ほどの荷物を解き始める。
最初に行った2ヵ所は、
なんと新居用の物件資料とインテリアカタログだった。
そして花屋で受け取った
のは式用のブーケ。
宝石店で受け取ったのは
パールのアクセサリー。
そしてブティックで
受け取ったのは、純白の
ウェディングドレスで――。
「キレイ……。
こんなの、夢みたい」
結婚なんて、あたしには
一生縁のないものだと思ってた。
こんなまぶしいくらい
真っ白なドレスを目の前に
してため息をついてる
自分が、なんだか嘘みたいだ。
「夢じゃねーよ。
つーかお前が夢の世界の
ものだと思ってたもん全部。
これからオレ達二人で、
手に入れていくんだ」