君がいれば・・・②
翌日から瀬奈はシンの言うとおりに実家へ戻った。
あと、3週間ほどしかないが瀬奈は出来る限り親孝行したいと考えていた。
忙しい3週間になった。
1週間ほど前に日本での撮影を終えたシンは韓国へ帰国した。
******
瀬奈の仕事は韓国へ行く2日前まで。
最後の日に瀬奈の送別会を広報課で開いてくれた。
「瀬奈ちゃん」
名前を呼ばれて驚いてみると葉山部長だった。
葉山が瀬奈の隣に座る。
「葉山部長……」
ビール瓶を手にしていて瀬奈のコップに注ぐ。
「ありがとうございます」
にこっと葉山にお礼を言って一口飲む。
瀬奈もお酌を返すと葉山もグイッとビールを飲む。
「瀬奈ちゃん、せっかく広報課へ引っ張ったのに残念だよ」
「瀬奈ちゃん……って……」
仕事をしている時までは木下さんだったのだ。
前のように瀬奈ちゃんと呼ぶ葉山にきょとんとなった。
あと、3週間ほどしかないが瀬奈は出来る限り親孝行したいと考えていた。
忙しい3週間になった。
1週間ほど前に日本での撮影を終えたシンは韓国へ帰国した。
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瀬奈の仕事は韓国へ行く2日前まで。
最後の日に瀬奈の送別会を広報課で開いてくれた。
「瀬奈ちゃん」
名前を呼ばれて驚いてみると葉山部長だった。
葉山が瀬奈の隣に座る。
「葉山部長……」
ビール瓶を手にしていて瀬奈のコップに注ぐ。
「ありがとうございます」
にこっと葉山にお礼を言って一口飲む。
瀬奈もお酌を返すと葉山もグイッとビールを飲む。
「瀬奈ちゃん、せっかく広報課へ引っ張ったのに残念だよ」
「瀬奈ちゃん……って……」
仕事をしている時までは木下さんだったのだ。
前のように瀬奈ちゃんと呼ぶ葉山にきょとんとなった。