君がいれば・・・②

ハンドクリーム

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「起きてください!」



瀬奈はその声にびっくりして文字通り飛び起きた。



「え?あ、あの……」



目の前にキムさんが立っていた。



「おはようございます 早く起きてください」



寝たと思ったら家政婦に起こされた状態の瀬奈は頭が働かない。



「は、はい」



それでも身体を起こして立ち上がる。



疲れきってドロのように眠ってもまだまだ眠い瀬奈だった。




起き上がると急いで着替えキッチンへ降りた。



「これからは5時に起きて下さい 大旦那様は6時に朝食をお召し上がりになります」



「はい 分かりました 寝坊してすみませんでした」



家政婦に瀬奈は謝った。



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