君がいれば・・・②
「スリだって!?」
サングラスをかけていてもシンがあ然と驚いたのが分かる。
「……うん」
シンに言ってしまってから「しまった」と思ってしまった。
心配かけてしまうのに。
「とにかく車に行こう」
足元に置いてあった荷物を手にしてからシンが瀬奈の腕を取った時、フラッシュがたかれた。
「シンっ!今写真取られたみたいだよ?」
「かまわない」
重い荷物を持ち、どんどん人ごみをかき分けて車に向かう。
そして後ろからたくさんの足音が聞こえる。
有名人のパク・シンみたさに追いかけてきているのだ。
シンは気にすることなく瀬奈を助手席に座らせシートベルトを装着すると運転席に回った。
エンジンをかけてアクセルを踏む。
周りにはまだ人が群がっていたがシンは気にせずに車を発進させた。
サングラスをかけていてもシンがあ然と驚いたのが分かる。
「……うん」
シンに言ってしまってから「しまった」と思ってしまった。
心配かけてしまうのに。
「とにかく車に行こう」
足元に置いてあった荷物を手にしてからシンが瀬奈の腕を取った時、フラッシュがたかれた。
「シンっ!今写真取られたみたいだよ?」
「かまわない」
重い荷物を持ち、どんどん人ごみをかき分けて車に向かう。
そして後ろからたくさんの足音が聞こえる。
有名人のパク・シンみたさに追いかけてきているのだ。
シンは気にすることなく瀬奈を助手席に座らせシートベルトを装着すると運転席に回った。
エンジンをかけてアクセルを踏む。
周りにはまだ人が群がっていたがシンは気にせずに車を発進させた。