君がいれば・・・②
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「シン……もう帰ろう」
シンと久しぶりの時間は嬉しくて楽しいけれど、帰らなくてはいけない。
「食事をして帰ろう」
「シン、ダメだよ」
「この1週間働き通しだったんだ これくらい許される キムさんには伝えてあるから」
不安げな顔の瀬奈に安心させるように言う。
「本当に?大丈夫かな……」
「セナ、ゆっくり食事をして帰ろう その前に警察に寄って手続きしなくては」
「警察には行かなくてもいいよ 取られたのは少ない金額とバッグだけだから」
盗んだスリはがっかりしているかもしれない。
そう思うと気分が晴れる気がした。
瀬奈はベッドから降りようと床に足をつけた。
「擦りむいた所、手当てしてくれたんだね、ありがとう シン」
自然と瀬奈の腕が伸びてシンの首にまわり背伸びをして頬にキスをした。
「頬にだけ?」
意地悪く言うシンに瀬奈の顔は真っ赤だ。
「さ、さっきキスしたでしょ?」
「頬は気に入らないな 俺とキスする時は必ず唇が良い」
そう言うと真っ赤になっている瀬奈を引き寄せて口付けをした。
「シン……もう帰ろう」
シンと久しぶりの時間は嬉しくて楽しいけれど、帰らなくてはいけない。
「食事をして帰ろう」
「シン、ダメだよ」
「この1週間働き通しだったんだ これくらい許される キムさんには伝えてあるから」
不安げな顔の瀬奈に安心させるように言う。
「本当に?大丈夫かな……」
「セナ、ゆっくり食事をして帰ろう その前に警察に寄って手続きしなくては」
「警察には行かなくてもいいよ 取られたのは少ない金額とバッグだけだから」
盗んだスリはがっかりしているかもしれない。
そう思うと気分が晴れる気がした。
瀬奈はベッドから降りようと床に足をつけた。
「擦りむいた所、手当てしてくれたんだね、ありがとう シン」
自然と瀬奈の腕が伸びてシンの首にまわり背伸びをして頬にキスをした。
「頬にだけ?」
意地悪く言うシンに瀬奈の顔は真っ赤だ。
「さ、さっきキスしたでしょ?」
「頬は気に入らないな 俺とキスする時は必ず唇が良い」
そう言うと真っ赤になっている瀬奈を引き寄せて口付けをした。