君がいれば・・・②
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「いかがでしたか?」


書斎にドンヒョクが行くと祖父に尋ねる。



「決めたよ 一番美しい娘だ」



祖父はファイルを開いてユナの書類を見せた。


「ああ、彼女ですね ボーイッシュで今度の夏の商品にはぴったりのモデルかもしれません」



ドンヒョクも賛成だ。



「この娘はわたしの親友の孫だ」



「ああ あの親友のチェ氏のお孫さんだったのですね」



「なあ、ドンヒョク この娘をシンの相手に選んではどうだ?」


家柄も良く容姿も素晴らしい。



この娘なら育った環境が似ていて、日本人の瀬奈より気が合うかもしれないし、2人が並べばお似合いだろう。



「おじいさま!本気で言っているんですか!?」



認めてもらおうと一生懸命の瀬奈がいると言うのに。



「シンが聞いたら2度と会えなくなりますよ」


ドンヒョクは呆れてしまう。



「だから偶然を装って2人を合わせるのだ きっとシンはこの娘を気に入る」



祖父は想像して笑みを浮かべた。




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