君がいれば・・・②
「おい、シンとチェ・ユナの事が噂になっているんだ」
ジフンが新聞をシンの胸に押し付ける。
「チェ・ユナ?」
一昨日ジフンと一緒に彼女を家まで送って行ったのを思い出す。
「バカな」
パーティーで初めて会ってなぜか家に送る事になったが彼女とは初対面だ。
JOY化粧品のイメージモデルに過ぎない。
シンは押し付けられた新聞を開いてみる。
後部座席に並んで座っている写真を目にした。
「送っただけで騒がれるとは暇な奴らだな!」
しかも運転しているジフンもいるというのに。
一方、朝食の席でキムから外にマスコミがたくさんいると聞いた祖父は心の中でほくそ笑む。
シンとユナの間に何かあるとマスコミに流すように命令したのは祖父だった。
幼稚のようだが、それで2人が意識し始めればしめたものだ。
ユナの方はシンを気に入っているのが目に見えてわかったから、シンがその気になれば話はスムーズにすすむ。
ジフンが新聞をシンの胸に押し付ける。
「チェ・ユナ?」
一昨日ジフンと一緒に彼女を家まで送って行ったのを思い出す。
「バカな」
パーティーで初めて会ってなぜか家に送る事になったが彼女とは初対面だ。
JOY化粧品のイメージモデルに過ぎない。
シンは押し付けられた新聞を開いてみる。
後部座席に並んで座っている写真を目にした。
「送っただけで騒がれるとは暇な奴らだな!」
しかも運転しているジフンもいるというのに。
一方、朝食の席でキムから外にマスコミがたくさんいると聞いた祖父は心の中でほくそ笑む。
シンとユナの間に何かあるとマスコミに流すように命令したのは祖父だった。
幼稚のようだが、それで2人が意識し始めればしめたものだ。
ユナの方はシンを気に入っているのが目に見えてわかったから、シンがその気になれば話はスムーズにすすむ。