君がいれば・・・②
「セナ、ドライブに行こうか」


携帯を切ったセナにシンが提案する。



「ドライブ?でも誰が運転するの?もしかしてハジンさん?」



「デートまでハジンを連れて行く気はないよ 日本の移動用に車を買ってあるんだ」



シンがウインクする。



もぅ……様になりすぎるから……。



「OK?」



「ちょ、ちょっとまってね お化粧してくる」



「セナはお化粧しなくても十分可愛いから」



シンのお世辞に瀬奈は頬をピンクに染めてパウダールームへ向かった。



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