君がいれば・・・②
******
眠れなかった……。
一晩中、考え事で眠ることなど出来なかった。
昨日のうちに帰る便の予約をしており、今日の2時の飛行機で日本へ帰る。
瀬奈は服に着替え、エプロンを付けると下に降りた。
ダイニングルームに入るとキムはすでにいたが、驚いた事にシンがいたからだ。
「……」
シンと目があったが、シンも眠っていないような目をしていた。
「おはようございます キムさん」
「おはようございます セナさん」
瀬奈とシンの様子が変なのはキムにもすぐ分かる。
「何をお手伝いしましょうか?」
キムさんにはたくさんの事を教わった。
レシピを見なくてもチゲ位ならば作れるようになった。
厳しい人だけど有能な家政婦。
今ではキムの事を瀬奈は嫌いではなかった。
眠れなかった……。
一晩中、考え事で眠ることなど出来なかった。
昨日のうちに帰る便の予約をしており、今日の2時の飛行機で日本へ帰る。
瀬奈は服に着替え、エプロンを付けると下に降りた。
ダイニングルームに入るとキムはすでにいたが、驚いた事にシンがいたからだ。
「……」
シンと目があったが、シンも眠っていないような目をしていた。
「おはようございます キムさん」
「おはようございます セナさん」
瀬奈とシンの様子が変なのはキムにもすぐ分かる。
「何をお手伝いしましょうか?」
キムさんにはたくさんの事を教わった。
レシピを見なくてもチゲ位ならば作れるようになった。
厳しい人だけど有能な家政婦。
今ではキムの事を瀬奈は嫌いではなかった。