君がいれば・・・②
「そうですね 今日は……これを」
きゅうりを切っていたキムが包丁を持ちながら瀬奈の方に向いた。
次の瞬間、瀬奈の体がぶるぶる震え始めた。
「セナさん?」
発作のような瀬奈の震えに驚いたキムは声をあげた。
イスに座っていたシンも瀬奈の様子がおかしい事に気づき駆け寄った。
瀬奈は苦しそうにあえいでいた。
「セナ、ゆっくり呼吸をするんだ!」
「ごほっ!」
呼吸をしようとすると咳が出て余計に苦しさが増す。
「セナ!キムさん!救急車を!」
瀬奈の目がうつろになり焦点が合わなくなった。
「セナ!どうしたんだ!しっかりして 救急車を呼んだから 頑張るんだ!」
「シ……ン……」
意識が遠のいていく。
意識が無くなる前、最後に見たのはシンの心配そうな顔だった。
きゅうりを切っていたキムが包丁を持ちながら瀬奈の方に向いた。
次の瞬間、瀬奈の体がぶるぶる震え始めた。
「セナさん?」
発作のような瀬奈の震えに驚いたキムは声をあげた。
イスに座っていたシンも瀬奈の様子がおかしい事に気づき駆け寄った。
瀬奈は苦しそうにあえいでいた。
「セナ、ゆっくり呼吸をするんだ!」
「ごほっ!」
呼吸をしようとすると咳が出て余計に苦しさが増す。
「セナ!キムさん!救急車を!」
瀬奈の目がうつろになり焦点が合わなくなった。
「セナ!どうしたんだ!しっかりして 救急車を呼んだから 頑張るんだ!」
「シ……ン……」
意識が遠のいていく。
意識が無くなる前、最後に見たのはシンの心配そうな顔だった。