君がいれば・・・②
廊下にジフンが待っていた。
シンから連絡を受けて車で駆けつけたのだ。
まだ青白い顔の瀬奈とシンが部屋から出てくるとジフンはイスから立ち上がった。
「セナちゃん 大丈夫かい」
心配そうに瀬奈の顔を見る。
「ジフンさんまで……そうだ!シン、お仕事は!?」
瀬奈の言葉にジフンが答える。
「午前中はなんとか他のシーンの撮影にしてもらったから大丈夫だよ」
「シン、ごめんなさい……」
「ジフン!午前中だけでなく今日一日休みにしてくれないか」
シンがジフンに言う。
「やってみるが……」
セナちゃんの青白い顔を見たらだめだとは言えない。
「いいんです!どっちにしてもわたしは2時に――」
「セナ!まだ言っているのか!」
シンが声を荒げ、瀬奈の体がビクッとなる。
こんなシン、見た事がない……。
帰るという気持ちが揺らぎそうになる。
実際、シンは帰してくれないだろう。
シンから連絡を受けて車で駆けつけたのだ。
まだ青白い顔の瀬奈とシンが部屋から出てくるとジフンはイスから立ち上がった。
「セナちゃん 大丈夫かい」
心配そうに瀬奈の顔を見る。
「ジフンさんまで……そうだ!シン、お仕事は!?」
瀬奈の言葉にジフンが答える。
「午前中はなんとか他のシーンの撮影にしてもらったから大丈夫だよ」
「シン、ごめんなさい……」
「ジフン!午前中だけでなく今日一日休みにしてくれないか」
シンがジフンに言う。
「やってみるが……」
セナちゃんの青白い顔を見たらだめだとは言えない。
「いいんです!どっちにしてもわたしは2時に――」
「セナ!まだ言っているのか!」
シンが声を荒げ、瀬奈の体がビクッとなる。
こんなシン、見た事がない……。
帰るという気持ちが揺らぎそうになる。
実際、シンは帰してくれないだろう。