君がいれば・・・②
記者会見
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瀬奈はホテルの部屋で一息吐いた。
今日、このホテルで何かの集まりがあるらしくロビーは人でいっぱいだった。
まさかシンに関係しているとは夢にも思わない。
ドヨンに付き添われて部屋にいるわけだが、シンはこの部屋に来ないまま別の所へ行ってしまった。
ドヨンは近くにいるが、1人になると気分が重くなった。
考えてしまうのはこれからの事。
シンは何も考えないように気を使ってわたしを楽しませてくれたけど、一番の問題を解決しなくてはいけない。
このままで良いわけがないもんね……。
1人、ソファーに座ってぼんやりと考え事をしていた瀬奈。
しばらく経つと、
「やっぱりダメっ!」
考えた末に瀬奈は思わず大きな声を出していた。
「家族を簡単に捨てちゃダメなの 何も考えない努力なんて出来ないよ……シン」
思わず日本語で声に出していた。
ドヨンが聞こえたらしく顔を向けている。
「セナ様……」
ぼんやりしているようだったが考え事をしていたらしい。
ドヨンはこれからシンがする事を知っていた。
シンからは瀬奈に何も言うなと言われている。
瀬奈はホテルの部屋で一息吐いた。
今日、このホテルで何かの集まりがあるらしくロビーは人でいっぱいだった。
まさかシンに関係しているとは夢にも思わない。
ドヨンに付き添われて部屋にいるわけだが、シンはこの部屋に来ないまま別の所へ行ってしまった。
ドヨンは近くにいるが、1人になると気分が重くなった。
考えてしまうのはこれからの事。
シンは何も考えないように気を使ってわたしを楽しませてくれたけど、一番の問題を解決しなくてはいけない。
このままで良いわけがないもんね……。
1人、ソファーに座ってぼんやりと考え事をしていた瀬奈。
しばらく経つと、
「やっぱりダメっ!」
考えた末に瀬奈は思わず大きな声を出していた。
「家族を簡単に捨てちゃダメなの 何も考えない努力なんて出来ないよ……シン」
思わず日本語で声に出していた。
ドヨンが聞こえたらしく顔を向けている。
「セナ様……」
ぼんやりしているようだったが考え事をしていたらしい。
ドヨンはこれからシンがする事を知っていた。
シンからは瀬奈に何も言うなと言われている。