君がいれば・・・②
真冬の海
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1ヶ月間ずっと日本へいるはずのシンだったが、やはりそれは無理な話で週末事に韓国へ帰国する事になってしまった。
シンは残念がったが瀬奈は人気者のシンがずっと日本にいられるはずはないなんて心の底では思っていた。
瀬奈の休日は水曜日と木曜日なのでシンが韓国へ行ってしまっても仕事をがんばれっていれば気が紛れた。
今日は瀬奈の休日の水曜日。
朝早くから浜辺にいた。
シンの撮影の為だ。
「寒っ」
コートの上からショールを身体に巻いてシンの撮影風景を見ていたが冬の海の風の冷たさにブルッと震えた。
「セナちゃん、熱いコーヒーでもどうだい?」
声をかけたのはシンの従兄弟でマネージャーでもあるジフン。
蓋付きのコーヒーを手渡された瀬奈はお礼を言って一口飲んだ。
「おいしい ありがとうございます」
にっこりジフンに笑いかける。
1ヶ月間ずっと日本へいるはずのシンだったが、やはりそれは無理な話で週末事に韓国へ帰国する事になってしまった。
シンは残念がったが瀬奈は人気者のシンがずっと日本にいられるはずはないなんて心の底では思っていた。
瀬奈の休日は水曜日と木曜日なのでシンが韓国へ行ってしまっても仕事をがんばれっていれば気が紛れた。
今日は瀬奈の休日の水曜日。
朝早くから浜辺にいた。
シンの撮影の為だ。
「寒っ」
コートの上からショールを身体に巻いてシンの撮影風景を見ていたが冬の海の風の冷たさにブルッと震えた。
「セナちゃん、熱いコーヒーでもどうだい?」
声をかけたのはシンの従兄弟でマネージャーでもあるジフン。
蓋付きのコーヒーを手渡された瀬奈はお礼を言って一口飲んだ。
「おいしい ありがとうございます」
にっこりジフンに笑いかける。