君がいれば・・・②
小さな事故
ホテルから出る時、一騒動があった。
シンのボディーガードがいたのにもかかわらず、瀬奈はシンのファンに腕を引っ張られて転んでしまいもう少しで人に踏みつけられる所だった。
すぐにイ・ドヨンが瀬奈を助けたので大事にはいたらなかったが、ドヨンに助けられた瀬奈は全身がぶるぶる震えていた。
シンはボディーガードに囲まれて先に車の中へ入ったのだが、瀬奈が心配なシンは車に乗り込む前に振り向いた。
瀬奈が倒れた時、少し離れていたシンはすぐに助け起こしたかった。
だが、そういう時は自分が離れた方が被害が少なくて済むのを知っている。
悔しいがボディーガードのイ・ドヨンに任せたのだ。
肩を抱かれるようにして車の中へ入ってきた瀬奈は青白い顔をしていて今にも気を失いそうに見えた。
「セナ!大丈夫か!?」
シンの隣に来た瀬奈を抱き寄せる。
小刻みに震える身体に気づく。
「セナ?」
様子のおかしい瀬奈の顔を覗き込む。
シンのボディーガードがいたのにもかかわらず、瀬奈はシンのファンに腕を引っ張られて転んでしまいもう少しで人に踏みつけられる所だった。
すぐにイ・ドヨンが瀬奈を助けたので大事にはいたらなかったが、ドヨンに助けられた瀬奈は全身がぶるぶる震えていた。
シンはボディーガードに囲まれて先に車の中へ入ったのだが、瀬奈が心配なシンは車に乗り込む前に振り向いた。
瀬奈が倒れた時、少し離れていたシンはすぐに助け起こしたかった。
だが、そういう時は自分が離れた方が被害が少なくて済むのを知っている。
悔しいがボディーガードのイ・ドヨンに任せたのだ。
肩を抱かれるようにして車の中へ入ってきた瀬奈は青白い顔をしていて今にも気を失いそうに見えた。
「セナ!大丈夫か!?」
シンの隣に来た瀬奈を抱き寄せる。
小刻みに震える身体に気づく。
「セナ?」
様子のおかしい瀬奈の顔を覗き込む。