君がいれば・・・②
「木下さん、総支配人が呼んでいるって」
受付に置いてある電話の受話器を置くと先輩が言った。
「はい 行ってきます」
何の用なんだろ……おじさん。
このデパートの総支配人は瀬奈の伯父だ。
瀬奈は5階にある総支配人室に急いだ。
扉の前でノックをすると中から伯父の声が聞こえた。
「失礼します」
扉を開けると総支配人の伯父はイスから立ち上がって瀬奈を迎えた。
「忙しい所悪いね」
目の前のソファーを勧める。
瀬奈が座ると目の前に伯父も座った。
「瀬奈、部署を変わる気はあるかい?」
「部署って……?」
「もちろん瀬奈は受付嬢としてわがデパートに貢献してくれたよ 私としても変わって欲しくないのだが」
総支配人が代わって欲しくないって言っているのに誰の意見なんだろう?
受付に置いてある電話の受話器を置くと先輩が言った。
「はい 行ってきます」
何の用なんだろ……おじさん。
このデパートの総支配人は瀬奈の伯父だ。
瀬奈は5階にある総支配人室に急いだ。
扉の前でノックをすると中から伯父の声が聞こえた。
「失礼します」
扉を開けると総支配人の伯父はイスから立ち上がって瀬奈を迎えた。
「忙しい所悪いね」
目の前のソファーを勧める。
瀬奈が座ると目の前に伯父も座った。
「瀬奈、部署を変わる気はあるかい?」
「部署って……?」
「もちろん瀬奈は受付嬢としてわがデパートに貢献してくれたよ 私としても変わって欲しくないのだが」
総支配人が代わって欲しくないって言っているのに誰の意見なんだろう?