君がいれば・・・②
些細なケンカ
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目を覚ますとシンの端整な顔が目に入った。
目を覚ましていてじっと見られていたようだ。
恥ずかしくなって瀬奈の頬がピンク色に染まる。
「おはよう」
シンのすらりとした手が瀬奈の額に置かれた。
「まだ少しあるみたいだ」
手に伝わる熱に顔をしかめる。
「大丈夫だよ 仕事をしていれば良くなるから」
瀬奈は上半身を起こした。
「何言ってるんだ!仕事に行くって……」
シンは呆れたように首を振った。
「熱なんかないよ 体温計で測ってみればわかるから」
瀬奈はベッドサイドに置かれていた体温計を手にして脇に挟んだ。
目を覚ますとシンの端整な顔が目に入った。
目を覚ましていてじっと見られていたようだ。
恥ずかしくなって瀬奈の頬がピンク色に染まる。
「おはよう」
シンのすらりとした手が瀬奈の額に置かれた。
「まだ少しあるみたいだ」
手に伝わる熱に顔をしかめる。
「大丈夫だよ 仕事をしていれば良くなるから」
瀬奈は上半身を起こした。
「何言ってるんだ!仕事に行くって……」
シンは呆れたように首を振った。
「熱なんかないよ 体温計で測ってみればわかるから」
瀬奈はベッドサイドに置かれていた体温計を手にして脇に挟んだ。