君がいれば・・・②
仲直り
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昨日の事があったせいで瀬奈は仕事に行きたくなかった。
イ・ドヨンが迎えに来て車に乗った後も瀬奈は憂鬱だった。
バックミラー越しに見える瀬奈にドヨンは心配そうに見た。
「あの……今日のシンのスケジュールは……?」
しばらくすると、瀬奈が口を開いた。
「今日もスタジオで撮影のようです 明日は……帰国します」
「明日……そっか……もう週末なんだね」
日本へずっといては韓国での仕事が滞(とどこお)ってしまう。
明日、韓国へ一時帰国してしまうと聞いたらシンの声が無性に聞きたくなった。
瀬奈はバッグから携帯を取り出して番号を押した。
トゥルルトゥルル
『セナ』
呼び出し音が2回鳴っただけでシンが出た。
「シン……」
自分からかけたのに言葉が出ない。
『今日は戻ってくるだろ?』
「ん……」
『じゃあ、夕食を一緒に食べよう いいね?』
「はい」
少しぎこちない会話になってしまったけど、シンが食事をしようと言ってくれてホッとした瀬奈だった。
昨日の事があったせいで瀬奈は仕事に行きたくなかった。
イ・ドヨンが迎えに来て車に乗った後も瀬奈は憂鬱だった。
バックミラー越しに見える瀬奈にドヨンは心配そうに見た。
「あの……今日のシンのスケジュールは……?」
しばらくすると、瀬奈が口を開いた。
「今日もスタジオで撮影のようです 明日は……帰国します」
「明日……そっか……もう週末なんだね」
日本へずっといては韓国での仕事が滞(とどこお)ってしまう。
明日、韓国へ一時帰国してしまうと聞いたらシンの声が無性に聞きたくなった。
瀬奈はバッグから携帯を取り出して番号を押した。
トゥルルトゥルル
『セナ』
呼び出し音が2回鳴っただけでシンが出た。
「シン……」
自分からかけたのに言葉が出ない。
『今日は戻ってくるだろ?』
「ん……」
『じゃあ、夕食を一緒に食べよう いいね?』
「はい」
少しぎこちない会話になってしまったけど、シンが食事をしようと言ってくれてホッとした瀬奈だった。