君がいれば・・・②
シンの苛立ち
シンのマンションへ着くと、瀬奈は緊張していた糸がやっと解けた気がした。
「セナ、疲れただろう 先に風呂へ入るといい」
瀬奈の頬に手を置きじっと顔を見る。
「ん……」
本当はお風呂に入らずにこのまま眠ってしまいたいほど疲れていると感じていた。
******
湯船に浸かっていると目蓋が自然と閉じてしまう。
顔がお湯に浸かり瀬奈は慌てて起きる。
だめだ……このままだと寝ちゃう。
瀬奈は湯船から出て身体と髪を洗うと早々に出た。
バスローブ姿の瀬奈がリビングに入ってくるのを見てシンが眉を上げた。
「ずいぶん早いんだな これから入ろうと思ったのに」
いたずらっ子のように笑みを向け瀬奈の腰に手をやる。
「もう眠くて……」
シンは睡眠をあまりとらなくても大丈夫だが、瀬奈の活力の素は睡眠と食べる事だ。
シンが身体をかがめると瀬奈を抱き上げた。
「きゃっ!」
慌ててシンの首に手をやる。
「特別にお姫様を寝室にお運びいたしましょう」
わざとらしいお芝居がかった声でシンは瀬奈を寝室へ連れて行った。
「セナ、疲れただろう 先に風呂へ入るといい」
瀬奈の頬に手を置きじっと顔を見る。
「ん……」
本当はお風呂に入らずにこのまま眠ってしまいたいほど疲れていると感じていた。
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湯船に浸かっていると目蓋が自然と閉じてしまう。
顔がお湯に浸かり瀬奈は慌てて起きる。
だめだ……このままだと寝ちゃう。
瀬奈は湯船から出て身体と髪を洗うと早々に出た。
バスローブ姿の瀬奈がリビングに入ってくるのを見てシンが眉を上げた。
「ずいぶん早いんだな これから入ろうと思ったのに」
いたずらっ子のように笑みを向け瀬奈の腰に手をやる。
「もう眠くて……」
シンは睡眠をあまりとらなくても大丈夫だが、瀬奈の活力の素は睡眠と食べる事だ。
シンが身体をかがめると瀬奈を抱き上げた。
「きゃっ!」
慌ててシンの首に手をやる。
「特別にお姫様を寝室にお運びいたしましょう」
わざとらしいお芝居がかった声でシンは瀬奈を寝室へ連れて行った。