愛犬と私
「シャンプーする時はこうやってしてあげて下さい」
「わかりました」
「ではかわかしてきますので」
「はい」
「お母さーん、私シャンプーの仕方教えてもらったよ♪」
「じゃあこれからシャンプーはヒナにしてもらおう」
「まかせとけ」
「ありがとうございました」
「大事にしてあげて下さいね」
「犬も箱に入ってるんだね♪」
「ヒナ名前どうするの?」
「名前はもう決まったんだ」
「名前は……」
『ラン』
「どうやって決めたの?」
「とくに理由はない」
「なんか『ラン』って感じじゃない?だから」