溺愛してます!狼先輩!!!
「あーやっぱゆのっちだー。」


私の顔が思いっきり
ひきつってるのにも気付かずに
能天気にハイテンションを披露するバカ...
じゃなくて旭先輩。


「あれー?
ゆのっち元気ない?
大丈夫ー?」


・・・あなたのせいですが。


「そーいやこないだ中飛に
徠の事バレたんでしょー?
大変だったっしょ。
みんなゆのっちラブだからー。」


私は早く帰りたいのに
なかなか話をやめない先輩。

これでも中にぃの幼馴染みだから驚きだよ。

今でもたまに家来るぐらい
仲いいみたいだし...


「ま。でも今日は中飛いないし
じっくり徠にもてなして貰ってよ。」



は。嫌だし!!!


急いで帰ろうとした私を
すかさず捕える旭先輩は
「お一人様御来店でーす!!!」
私を笑顔で魔界へ連れていくのだった...























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