溺愛してます!狼先輩!!!
「自分でも気付かない内に
徠のお客さんに
嫉妬だなんて可愛いなぁ。
徠には勿体無いぐらいだよ」

そう言いながらケタケタ笑うkiriha先輩。

だけどその笑いなんて
耳に入らないぐらい
私の頭の中では
<嫉妬>って言葉が回ってる。


嫉妬?

私が先輩に?

好きじゃないのに?

なんで嫉妬なんて...

ぐるぐるぐるぐる
頭を回るそんな思い。


私はそこにいるのも嫌になって
kiriha先輩に一言言うと
自分の教室にフラフラと戻る。


途中誰かの声が聞こえたけど
今の私に
それを気にする余裕なんてなかった。

























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