溺愛してます!狼先輩!!!
「ゆー、大丈夫?」

教室に戻り
またピアノを弾いたけど
曲が頭に入らなくて
失敗の連続。

それを気遣って
みんなは私に
後は何もしなくていいよ
と言ってくれる。


ほんとならこんなことで
みんなに迷惑かけちゃいけないのに。

頭はわかってても
どうしても体がついてこなくて。


[みんなごめんなさい。]


そう一言謝ってから
私は誰もいない
いつものあの部屋へと行った。

























< 107 / 131 >

この作品をシェア

pagetop