溺愛してます!狼先輩!!!
「さ、佐渡原くん!」


私の目の前に現れたのは
すごく機嫌の悪い
佐渡原先輩。


なんでここにいるんだろう。

分からないけど
とにかく今分かるのは
背後の気配がとっても怖い...


「こ、これは違うの!」

それに怯えたのか
たじたじなキョーコ先輩。

「あ?
何がちげーんだよ!?
お前ら声出ねー優音を
寄って集って
虐めてたじゃねーか!」


「これは佐渡原くんの為なの!」

今度は茶髪先輩が言うけど
佐渡原先輩がそれを聞いた瞬間
更に怒ったのが
そこにいた全員に伝わった。




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