溺愛してます!狼先輩!!!
はい?

私だから???

よく分かんないんだけど。

[どーゆー事ですか?]


「俺がお前気に入ったって事。」


え???

私気に入られたの?

そうなの?


「なんでそんな驚いてんだよ。」

[当たり前じゃないですか!!]

「なんで?
嫌なのかよ???」

[そうじゃないですけど・・・]

「じゃぁいいじゃねぇか。
つか俺帰るから。
またな、音梨 結音(オトナシ ユノ)。」



それだけ言うと先輩は私を立たせ
自分も鞄を持ち立つと
ガラガラと扉を引き出ていった。









< 12 / 131 >

この作品をシェア

pagetop