溺愛してます！狼先輩！！！

｢先輩、好きです。｣


そう言いながら笑ってるのは
紛れもなく目の前にいる優音で。


｢お前、声．．．｣


出るようになったのか？


｢私も前に
進みたくなったんです。｣


｢．．．前？｣


｢過去は置いて
自分に素直になろうかなって。｣


そう言う優音は
今までで初めて見たぐらい
清々しい笑顔をしていた。


はぁ。
俺から先に
言うつもりだったのにな．．．






































｢優音。
俺もお前が好きだ。｣