溺愛してます!狼先輩!!!
「なんか今日徠嬉しそうだね。」

「そうか?」

作戦(?)決行の日。

いつになくそわそわしてる俺に気付いた雪杜が
話しかけてきた。

だれにも作戦の事
話す気なかったけど
こいつには話してみるか。


「アハハハッ。」

俺が話すと何故か笑い出す雪杜。

「なんなんだよ?」

「だって徠らしくないよ。」

俺らしくない?

「徠は頭いいし
計算高いとこあるじゃん。
なのに今回は
行き当たりばったり作戦だから
なんか以外で...」


この作戦そんな以外か?

これでも考えたんだけど…


「クッ。
それにも気付かないぐらい
白雪ちゃんに夢中なんだね。」


なんだかイラッとくる言い方だが
多分そうなんだろう。


俺あの子の事片想いなのに
凄く好きなんだな…。


そう思うとなんだか
おかしな気分になってくる。


まぁいっか。
気にしない気にしない。







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